野党、性暴力被害の支援法案提出 診療や相談態勢強化

 立憲民主党や国民民主党などの野党7党派は11日、性暴力被害者の支援法案を議員立法でまとめ、衆院に提出した。性別や性的指向に関わらず全ての被害者が対象で、被害に遭った直後から継続的に診療やカウンセリングを受けられるように態勢を強化する。与党にも協力を呼びかけ、今国会での成立を目指す。

 性暴力を受けた場合に診療や証拠採取、相談支援を1カ所で受けられる「ワンストップ支援センター」の整備が全国で進むが、24時間年中無休で運営しているところはごく一部。多くは財政的に厳しく人員も限られているため、支援法で予算拡充につなげ、いつでも被害者が駆け込める態勢を整備する。


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