トヨタ、セブンと無人コンビニ 自動運転車両で提携

 トヨタ自動車が、自動運転車両を使ったサービスの開始に向けてセブン―イレブン・ジャパンなどと検討を始めたことが8日、分かった。商品を積んだ車両が過疎地などまで自動で走り、商品を売る「無人コンビニ」を想定している。

 自動車を製造して売るだけのビジネスモデルから、流通大手などと業種を超えて手を組み、先進技術を搭載した車両とサービスを融合させて稼ぐ形を模索する。

 セブンとは自動運転技術を搭載した電気自動車(EV)を活用する。目的地まで自走し、車内に並べた商品を無人で売るサービスなどを検討。有人店舗では採算確保が難しい過疎地などで住民の利便性向上に一役買いそうだ。


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