民泊の市場規模、前年から倍増 りそな推計、関西が優位

 りそな総合研究所は8日、2017年の民泊の市場規模が1251億円で、前年の619億円から倍増したとの推計を発表した。地域別では関西が447億円となり、関東の434億円を上回った。

 りそな総研は、関西で民泊が盛んな背景について「格安航空会社(LCC)を利用して訪れるアジアからの客が増加しており、安価な民泊を好む傾向が強いことが一因」と分析している。

 調査は、観光庁による訪日外国人の消費動向調査などから集計。宿泊場所についてホテルや知人宅など以外の「その他」と答えた人を民泊への宿泊者とみなし、宿泊費の年間総額を推計した。

 他は九州114億円、北海道54億円。


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