ALSの原因、抗体で除去 滋賀医科大開発、治療に道

  • LINEで送る

ALSの原因タンパク質を除去する「抗体」の開発について記者会見する滋賀医科大の漆谷真教授=31日午前、大津市

 全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因タンパク質を細胞内から除去する「抗体」を開発したと、滋賀医科大の漆谷真教授(神経内科)のチームが31日までに英科学誌電子版に発表した。京都大、慶応大との共同研究。マウスを使った実験で、原因タンパク質の減少を確認しており、ALSの根治療法に道を開く可能性があるという。

 ALSは脳や脊髄の神経細胞内に、構造に異常があるタンパク質「TDP43」が蓄積することが原因とされるが、根本的な治療法は確立されていない。