2018年5月30日 18:06 | 無料公開
厚生労働省が30日発表した「2017年度雇用均等基本調査」(速報版)によると、男性の育児休業の取得率は前年度比1・98ポイント上昇の5・14%で、5年連続で上昇した。女性は1・4ポイント上昇の83・2%だった。
男性の育休が増えた要因について、厚労省は「国の企業への助成金制度や啓発活動などで、企業の意識が少しずつ高まってきたのではないか」と分析している。政府は、男性の取得率を20年までに13%とする目標を掲げている。
男性の取得率を業種別で見ると、金融・保険業が15・76%、情報通信業が12・78%などで高かった。