7月「海の日」3連休維持へ決議 観光業界「地域経済寄与」

海の日の3連休維持を決議した観光団体の関係者=30日午後、東京・永田町

 日本旅行業協会など観光団体は30日、東京都内で会合を開き、7月第3月曜の祝日「海の日」を2021年以降、20日に固定する動きに反対する決議をした。「旅行の機会として定着し、地域経済の活性化に寄与している。3連休維持は不可欠」と主張。働き方改革にも触れ「連休の分断は休む機会を奪う」としている。

 観光関係者ら約300人が参加。自民党議員らも出席し、党観光立国調査会の林幹雄会長は「(3連休をつくる)『ハッピーマンデー』を守り抜く」とあいさつ。他の議員も「3連休維持に汗をかく」と訴えた。


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