2018年5月28日 17:01 | 無料公開
自動撮影装置が捉えたカワウソ=2017年7月16日、長崎県・対馬(琉球大動物生態学研究室提供)
環境省は28日、2017年に国内では38年ぶりに野生のカワウソが見つかった長崎県・対馬で、韓国などに生息するユーラシアカワウソの雄2匹、雌1匹が生息している可能性が高いと発表した。
環境省によると、島内で採取した10個のカワウソのふんから、性別や遺伝子の特徴を分析。3匹のうち、雄1匹と雌は遺伝的に似ており、親子や兄弟姉妹のような関係にある可能性もあるとしている。
対馬のカワウソは昨年2月に1匹の映像が撮影され、環境省が調査を開始。個体数などは分かっていなかった。