相馬の武者行列、千葉を練り歩く 「所領」サミットに合わせ

千葉市の中心部を練り歩く相馬野馬追の騎馬武者=26日午後

 かつて千葉を治め、鎌倉幕府成立に貢献した有力御家人千葉常胤(1118〜1201)の生誕900年を記念し、千葉氏の所領があった福島県南相馬市の「相馬野馬追」の騎馬武者行列が26日、千葉市の中心部を練り歩いた。

 南相馬市を含め、所領があった千葉県内の6市町、岩手県一関市など東北地方の4市町、岐阜県郡上市、佐賀県小城市の計12自治体が参加する「第2回千葉氏サミット」に合わせて実施した。

 商店が立ち並ぶ通りの約1キロを勇壮な行列が進み、集まった市民らから歓声が上がった。サミット参加の首長らの一部も狩衣に身を包んで登場。馬上から手を振るなどして応えた。


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