線路で死亡は5歳弟、7歳兄重体 特急と接触か、石川・小松

 石川県小松市のJR北陸線粟津駅付近の線路で25日夕に倒れているのが見つかった男児2人は、近くに住む小学2年山本晃君(7)と弟の悠太君(5)で、死亡したのは悠太君と確認された。小松署は、2人が特急と接触したとみて線路付近を実況見分するとともに、両親から事情を聴くなどして詳しい状況を調べる。

 同署によると、悠太君の死因は脳挫傷。晃君は頭の骨を折るなどし、意識不明の重体。

 25日午後6時すぎに粟津駅を通過した大阪発金沢行きの特急サンダーバード29号の車両に血痕のようなものがあり、同署は2人がこの特急と接触したとみている。


  • LINEで送る