2018年5月26日 00:14 | 無料公開
【ブリュッセル共同】ロシアのノバク・エネルギー相は25日、同国サンクトペテルブルクでサウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相と主要産油国による原油協調減産の緩和に関して24日に協議したことを明らかにした。欧州メディアが伝えた。減産規模を日量100万バレル程度縮小させる案が浮上しているという。
米国のイラン核合意離脱表明などに伴って安定供給への不安が広がり、原油高が進行していることが背景にある。6月下旬に開く石油輸出国機構(OPEC)閣僚会合などで議論し、方針を決定する見通しだ。