難民申請者、8年ぶり減少 制度厳格化で「一定効果」

 今年第1四半期(1〜3月)の難民申請者(速報値)は3015人で、前年同期から464人減ったことが25日、法務省関係者への取材で分かった。対前年同期比の減少は8年ぶり。就労目的の申請が急増しているとして、法務省は1月15日から厳格化した難民認定制度を導入しており、「効果が一定程度出たのではないか」としている。

 3015人のうち、1月15日〜3月の申請者は2285人で、この間に申請を受け付けた平日1日当たりの平均は43・1人。過去最多の1万9629人が申請した2017年の平日1日平均は79・8人で、約46%の減少となった。


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