2018年5月25日 18:51 | 無料公開
農林水産省は25日、ヨーグルトなどの原料になる脱脂粉乳の2018年度の輸入枠を、当初計画の2万7千トンのまま維持すると発表した。バターの1万3千トンも同様に据え置いた。需給が安定し、十分な在庫も確保できていると判断した。
畜産関係団体などとの情報交換会議を開いて決めた。健康志向でヨーグルト人気が高まり、17年度は5月に輸入枠を上積みしていた。
脱脂粉乳、バター不足を防ぐため、農水省は毎年度の輸入枠を年度が始まる前の1月に公表した上で入札を実施。需給などを基に、当初計画で十分かどうかを年度途中に検証している。