2018年5月24日 21:08 | 無料公開
ソウルの入管当局に出頭した、大韓航空の副社長だった趙顕娥氏=24日(聯合=共同)
【ソウル共同】韓国の入管当局は24日、家事手伝いのフィリピン人を違法に雇った疑いがあるとして、大韓航空の副社長だった趙顕娥氏を出頭させ取り調べた。聯合ニュースが伝えた。趙氏は2014年、機内で乗務員のナッツの出し方に怒り離陸を遅らせた事件で執行猶予付き有罪判決が確定し、グループ内で経営に最近復帰したばかり。
趙氏はフィリピン人を大韓航空の研修生と偽って入国させ、違法に家事手伝いをさせた疑いが持たれている。当局は過去約10年間に約20人が雇われ、趙氏や父の趙亮鎬・韓進グループ会長の自宅で家事に従事させたとみて調べている。