2018年5月24日 17:36 | 無料公開
河野太郎外相
【ワシントン共同】河野太郎外相は23日(日本時間24日)、北朝鮮による日本人拉致問題を解決するには、日朝首脳会談が複数回に及ぶ可能性があると言及した。訪問先の米ワシントンでポンペオ国務長官と会談した後「首脳が1回会ったから解決する問題ではないのかもしれない」と記者団に述べた。北朝鮮との対話の積み重ねを通じて事態打開を図る意向を示唆した形だ。
日朝両政府は4月の南北首脳会談後の水面下接触で、北朝鮮が日本人拉致問題の再調査を含む包括的調査を約束した2014年5月のストックホルム合意は維持されているとの認識で基本的に一致している。