自転車事故、5年で348件 製品不具合など、けが人も

製品評価技術基盤機構が使用上の注意を呼び掛ける前輪を外しやすい「クイックレリーズ」という自転車の車軸(同機構提供)

 製品評価技術基盤機構(NITE)は24日、製品の不具合や誤った使い方による自転車の事故が2012〜16年度の5年間で348件あり、けが人が出たのは268件だったと発表した。事故全体のうちスポーツ用が117件を占め、電動アシスト車も103件に上った。

 リコール対象となった製品による事故は72件。電動アシスト車のバッテリーが充電中に発火したケースが15件あり、幼児用のシートをのせた荷台が壊れたことによる事故も14件あった。

 誤った使い方や不注意による事故は18件。修理などに問題があったケースは14件だった。


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