2018年5月24日 07:17 | 無料公開
千葉県は24日、県北東部の養豚場で見つかった豚コレラの疑いがある豚について精密検査した結果、陰性だったと発表した。簡易検査では陽性反応が出ていた。
県によると、豚約6000頭を飼育する養豚場で22日までに、24頭の豚が死亡したほか、21頭に下痢の症状が出た。
通報を受けた県家畜保健衛生所の職員が22日に養豚場へ立ち入り、23日に抗体検査などを行ったところ陽性反応が出たため、国の研究機関で精密検査を実施した。
豚コレラは豚とイノシシ特有の伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴。豚肉を食べても人間には感染しない。