大相撲、栃心11連勝で首位守る 大関へ前進、両横綱1敗堅持

栃ノ心(左)が上手投げで琴奨菊を下す=両国国技館

 大相撲夏場所11日目(23日・両国国技館)大関とりの関脇栃ノ心は平幕琴奨菊を力強い上手投げで下し、初日からの11連勝で単独首位を守った。場所後の大関昇進にさらに前進した。

 両横綱はともに10勝目を挙げ、1敗を堅持。白鵬は正代を寄り切り、鶴竜は小結御嶽海をはたき込んだ。御嶽海は4敗目。関脇逸ノ城は7勝目を挙げた。10日目から再出場した新小結の遠藤は負け越しが決まった。

 全勝の栃ノ心を1差で鶴竜と白鵬が追い、2敗はいなくなった。十両は琴恵光、明生、剣翔が2敗でトップに並んだ。


  • LINEで送る