G20外相、北朝鮮を議論 河野氏「完全な核廃棄を」

G20外相会合閉幕後、記者会見する河野外相=21日、ブエノスアイレス(共同)

 【ブエノスアイレス共同】アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された20カ国・地域(G20)外相会合は21日、閉幕した。来月に予定される米朝首脳会談を控え、河野太郎外相は北朝鮮の核など大量破壊兵器は「完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄」が不可欠だと強調。他の参加国からも多国間の枠組みによる北朝鮮への関与が重要だとの指摘が出た。自由貿易体制強化も議題となった。

 2019年は日本がG20議長国。河野氏は、次回のG20外相会合を19年11月22〜23日に名古屋市で開催すると明らかにした。


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