東京・狛江市長、セクハラを否定 進退は「白紙状態」

セクハラ疑惑について記者会見する東京都狛江市の高橋都彦市長=21日午後、狛江市役所

 東京都狛江市の高橋都彦市長(66)が21日、市役所で臨時の記者会見を開き、複数の女性職員にセクハラをしたとされる疑惑について「セクハラはなかった」と改めて否定した。職員2人へのセクハラを確認したとして水野穣副市長ら市幹部が要求した辞職に関しては「進退は白紙状態」と述べるにとどめた。

 記者会見で高橋市長は「水野副市長による聞き取り調査に納得できないところがある」と反論。被害を受けたとされる職員1人を「思い込みをするタイプで、誤解があったのではないか」と主張した。


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