高校相撲、埼玉栄高が団体3連覇 金沢大会

高校相撲金沢大会の団体で3連覇を果たした埼玉栄高=20日午後、金沢市

 第102回高校相撲金沢大会(北國新聞社など主催)が20日、金沢市の石川県立卯辰山相撲場で開かれた。39都道府県から72校が参加し、団体では埼玉栄高が3連覇を果たした。個人は和歌山商業高2年の花田秀虎さん(16)が優勝した。

 埼玉栄高の主将春山万太郎さん(17)は「3連覇は意識していなかった。目の前の取組に集中していた」と振り返った。花田さんは「金沢で勝ててうれしい」と笑顔を見せた。

 1915年に第1回大会が開かれた有数の歴史を誇るスポーツ大会。快晴のこの日は、屋外会場に訪れた観客らが強い日差しに目を細めながら土俵に声援を送った。


  • LINEで送る