体操、内村が逆転で10連覇 2位白井と世界選手権代表入り

体操個人総合のNHK杯で10連覇を達成した内村航平。鉄棒で会心の演技をしガッツポーズ=20日、東京体育館

 体操の世界選手権(10〜11月・ドーハ)代表選考会を兼ねたNHK杯最終日は20日、東京体育館で男子個人総合が行われ、4月の全日本選手権で3位だった29歳の内村航平(リンガーハット)が合計258・629点で10連覇し、0・734点差で2位の白井健三(日体大)とともに上位2人の代表入りを決めた。

 全日本の得点を持ち点に争われ、内村は首位の谷川翔(順大)と0・564点差の3位で迎えた最終種目の鉄棒で着地を止め、同種目トップの14・966点をマークして逆転した。萱和磨(順大)が3位、全日本で史上最年少優勝を果たした19歳の谷川翔は鉄棒で落下して4位に終わった。


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