高校生にセクハラで会員資格停止 全日本アーチェリー連盟

 全日本アーチェリー連盟は19日に開いた理事会で、指導する複数の高校生へのセクハラ行為などで山梨県協会に4月から2年間の資格停止処分を受けている同県の元主任強化コーチの男性を、全日本連盟の会員資格停止処分とすることを決めた。期限は定めていない。処分中は指導者として活動停止となり、連盟やその加盟団体が主催するアーチェリー事業への立ち入りが禁止される。

 警察や、生徒が所属する学校から注意された後も被害生徒への接近を試みていたといい、連盟の宮崎利帳理事長は「再三注意をされているのに直らないことを重要視した。反省がない」と処分理由を説明した。


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