2018年5月19日 18:42 | 無料公開
和歌山市で開かれたIR基本構想を説明するシンポジウム=19日午後
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を目指す和歌山県は19日、基本構想を説明するシンポジウムを和歌山市で開いた。仁坂吉伸知事は日本人のカジノ施設入場を制限する意向を示していたが、構想では県独自の規制を事業者に課し、クリアできれば日本人の入場を認めるとした。
基本構想によると、和歌山県は使用金額の上限を設定する「IRカード」の導入や、ギャンブル依存症対策の委員を配置する独自の規制策を事業者に課す方針。仁坂知事は以前、依存症などへの懸念から「日本人を入れないような形で」と話していた。シンポでは「依存症問題(への対応)は、この規制で大丈夫」とした。