規制庁、東電に原発運転可能判断 柏崎刈羽、住民に説明

新潟県柏崎市で開かれた住民説明会。右奥は出席した原子力規制庁の担当者=19日午後

 原子力規制庁の担当者は19日、新潟県柏崎市であった住民説明会に出席し、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機が再稼働審査に合格した理由を「これまでの実績などから、東電に原発を運転する技術的能力がないとの理由はないと判断した」と説明した。規制庁が住民に直接説明するのは昨年末の審査合格後初めて。

 説明会は県と柏崎市、刈羽村が共催。住民約160人が参加し、合格と判断した根拠や審査の経緯をただした。

 説明会終了後、柏崎市の桜井雅浩市長は「直接住民に説明してもらい、大変意義があった。今後もこうした機会を設けたい」と話した。


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