トランプ陣営にFBIスパイ接触 ロシア疑惑捜査で

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは18日、連邦捜査局(FBI)が2016年大統領選にロシアが介入した疑いを調べるため、捜査協力者の元大学教授の男性を16年夏から秋にかけてトランプ陣営の側近3人と接触させていたと報じた。側近とロシアの不透明な関係を調べる目的だったとみられる。

 FBIが「スパイ」をトランプ陣営に送り込んでいた可能性は保守系メディアのナショナル・レビューが12日に報道。トランプ氏は当時のオバマ政権が「政治的意図」でスパイを送り込んだのが事実なら「最大のスキャンダルだ」とツイッターで主張するなど、ロシア疑惑捜査を攻撃している。


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