米爆撃機訓練に韓国不参加 首脳会談前の緊張懸念

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は18日、米政府当局者の話として、韓国政府が今週、米軍のB52戦略爆撃機との共同訓練「ブルー・ライトニング」への参加を見送っていたと報じた。6月に予定される米朝首脳会談を前に、核搭載可能な爆撃機との訓練が北朝鮮を刺激し、緊張が高まるのを懸念したという。

 トランプ米政権は北朝鮮の非核化実現まで経済、軍事両面で「最大限の圧力」を続ける方針を掲げているが、韓国の不参加は圧力を弱めかねないとの懸念も上がりそうだ。

 訓練は当初、2機のB52が米領グアムから飛来し、韓国空軍の戦闘機と共に飛行する予定だった。


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