ガザ衝突、調査要求拡大 60人超死亡、虐殺か防衛か

パレスチナ自治区ガザ南部ラファで行われた抗議デモで、負傷した参加者を運ぶ人々=14日(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザで14〜15日、在イスラエル米大使館のエルサレム移転などに抗議するデモの参加者60人超がイスラエル軍との衝突で死亡し、国際社会で「独立した透明性のある調査」を求める声が拡大している。「虐殺」と非難するパレスチナに「自国防衛」と反論するイスラエル。責任の所在はどこにあるのか。

 ガザのデモではパレスチナ人62人が死亡、2700人以上が負傷した。デモ隊の一部がイスラエルとの境界にあるフェンスを壊し、突破を図ったため、イスラエル軍がゴム弾に加え実弾を使って排除したことが犠牲者増につながったとされる。


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