東証、午前終値2万2731円 マイナス成長が売り材料

 16日午前の東京株式市場は、1〜3月期の実質国内総生産(GDP)がマイナス成長に転落したとの発表や米株安が売り材料視され、日経平均株価(225種)は続落した。一時2万2800円を割り込んだ。

 午前終値は、前日終値比86円93銭安の2万2731円09銭。東証株価指数(TOPIX)は3・17ポイント安の1801・98。

 内閣府が朝方に発表した1〜3月期のGDP(季節調整値)速報値は9四半期(2年3カ月)ぶりのマイナスとなり、投資家心理が冷え込んだ。

 前日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が9営業日ぶりに下落。東京市場はこの流れを引き継いだ。


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