2018年5月16日 10:20 | 無料公開
16日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半で取引された。
午前10時現在は、前日比45銭円安ドル高の1ドル=110円33〜34銭。ユーロは47銭円高ユーロ安の1ユーロ=130円53〜57銭。
前日の米長期金利の上昇を背景に日米金利差の拡大が意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。その後は円を買い戻す動きも出て、もみ合う場面もあった。
北朝鮮が米韓両軍定例共同訓練を理由に南北閣僚級会談を中止するとの情報が伝わり、市場では「6月に予定される米朝首脳会談への影響を懸念し、投資家の慎重姿勢も強い」(外為ディーラー)との見方があった。