米利上げ継続支持 次期FRB副議長

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)の副議長に指名された米コロンビア大教授のリチャード・クラリダ氏は15日、議会上院の銀行住宅都市委員会が開いた公聴会で、景気拡大に合わせて金利を引き上げていく現行の金融政策を「もちろん支持する」と述べた。トランプ大統領の金融政策への関与を否定し、FRBの独立性を維持すると表明した。

 FRB理事に指名された中西部カンザス州銀行監督当局のミシェル・ボウマン氏も同じ公聴会で証言した。上院がクラリダ、ボウマン両氏の人事案を承認すれば、FRB理事はパウエル議長を含めて5人となり、空席は2に減少する。


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