連続自爆テロに高性能爆薬使用 インドネシア、周到準備か

 【スラバヤ共同】インドネシア・ジャワ島の東ジャワ州州都スラバヤ一帯で13〜14日に起きた自爆テロを含む連続爆発で、現場や自爆テロ犯の自宅から、高性能爆薬TATP(過酸化アセトン)を使ったパイプ爆弾が発見されたことが15日、国家警察への取材で分かった。

 連続爆発は3家族が関与していたが、警察は周到に準備されたテロ計画だったとみている。TATPは「悪魔の母」の異名を持ち、過激派組織「イスラム国」(IS)が好んで用いることで知られる。2015年のパリ同時多発テロや16年のベルギー同時テロなどでも使用された。


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