手術受け「女の子1年生の感覚」 GENKING

イベントに登場した秋本祐希(左)とGENKING=14日、東京都内

 タレントのGENKING(ゲンキング)が東京都内で開かれたファンケルの美容食品「ディープチャージ コラーゲン」のPRイベントに出席した。昨年、性別適合手術を受けたGENKINGは「1年ほど(仕事を)お休みして、生まれ変わった。戸籍、本名も変わって、女の子1年生の感覚」と晴れやかな表情で語った。

 GENKINGは商品の色と合わせたピンクのシャツと脚線美を強調するような白のショートパンツで登場。手術前に金色だった髪は落ち着いた茶髪に変わり「金髪のイメージが強くファッションもギャル寄りだったが、戸籍が女になって落ち着いた」と話すと、同席したモデルの秋本祐希も「しっとりと女性らしくて、ますますきれい」とべた褒めだった。

 商品に絡め、美肌の秘訣を問われると「恋愛です。そこが一番」ときっぱり答えたGENKING。交際中の男性には、女性になってすぐ「世間的にも結婚できるようになった」と報告したそうで、「結婚? そりゃします」と堂々と宣言。ただ時期などを聞かれると「内緒」と照れくさそうにかわした。

 「これまですごくいじめられたが、今はみんなが受け入れてくれる。女の子に戻れて良かった」としみじみ。「性に悩みを持つ子もいると思うが、目標になれるような仕事がたくさんできたら」と再出発に意欲的だった。


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