2018年5月10日 17:28 | 無料公開
自民党参院議員の鴻池祥肇元防災担当相(77)=兵庫選挙区=は10日の麻生派会合で、改選となる来年夏の参院選には立候補せず、高齢や健康問題を理由に政界を引退する考えを表明した。会合後、記者団に「若い人に譲った方が良いと考えた」と述べた。任期までは参院議員を続ける。
参院兵庫選挙区の後継候補者を巡っては、党県連の公募で選ぶとした上で、自身の長男が応募したことも明らかにした。
現在の政治に対しては「自民党1強は悪い面もある。参院には権力をチェックし、衆院の拙速(な審議)を戒める役割がある」と注文を付けた。