稀勢の里、出場可否は今後結論 大相撲夏場所、師匠明かす

横綱稀勢の里

 大相撲夏場所(13日初日・両国国技館)の出場が危ぶまれている横綱稀勢の里について、師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は10日、出場の可否について今後本人と話し合い、11日午前の取組編成会議までに結論を出すことを明らかにした。

 10日の朝稽古を休んだ稀勢の里は、3月の春場所を左大胸筋のけがで全休して6場所連続休場。今月3日の横綱審議委員会による稽古総見で精彩を欠くなど調整が不安視されている。

 田子ノ浦親方は「(稀勢の里は)病院に行って考えさせてほしいということだった。稽古を見れば厳しいところもある」と話した。


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