2018年5月8日 18:25 | 無料公開
2017年6月、「愛染まつり」で大勢の見物客に手を振る愛染娘=大阪市
大阪三大夏祭りの一つで初夏の風物詩として知られる「愛染まつり」が今年から規模を縮小し、かごに乗って祭りを宣伝する「愛染娘」のパレードや、露店の出店を中止することが8日分かった。ごみの投棄など客らの迷惑行為に対し、近隣住民から苦情が相次いでいるため。
主催する勝鬘院愛染堂(大阪市天王寺区)によると、「愛染娘」は例年、天王寺公園前から愛染堂までパレードしてきた。少なくとも数年間、「娘」の募集や露店を中止する。
5年ほど前から、ごみの投棄や自転車の違法駐輪、深夜の叫び声などが目立ち、住民から苦情が多数寄せられたという。