国会19日ぶり正常化、野党出席 衆院本会議で加計、柳瀬氏追及へ

主な野党も出席して開かれた衆院本会議=8日午後

 国会は8日午後、立憲民主党など主な野党が、環太平洋連携協定(TPP)関連法案を審議する衆院本会議に出席し、19日ぶりに正常化した。与党は今国会の最重要課題に位置付ける働き方改革関連法案の早期成立を図る。野党は働き方法案の対案を提出した。学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関し「首相案件」と発言したとされる柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)への追及も強める。

 菅義偉官房長官は8日の記者会見で「働き方法案をはじめ、国民生活にとって極めて重要な法案を審議していただいている。国会の求めに真摯に対応し丁寧に説明していきたい」と述べた。


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