将棋、藤井六段が王座戦8強入り タイトル初挑戦まであと3勝

藤井聡太六段

 将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)は7日、東京都渋谷区の将棋会館で指された王座戦本戦トーナメントの1回戦で屋敷伸之九段(46)を破ってベスト8に進出、タイトル初挑戦まであと3勝とした。準々決勝で、羽生善治二冠(47)―深浦康市九段(46)の勝者と対戦する。

 中村太地王座(29)への挑戦者を決める本戦は、予選を勝ち抜いた棋士とタイトル保持者ら16人が出場。優勝者が挑戦権を獲得する。

 八大タイトル戦のうち、予選が始まっていて年内に挑戦者となる可能性があるのは、王座戦など3棋戦。棋王戦と竜王戦は予選が進行中で、藤井六段は本戦入りを目指している。


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