2018年5月7日 18:30 | 無料公開
7日、モスクワのクレムリンで就任の宣誓をするプーチン・ロシア大統領(タス=共同)
【モスクワ共同】3月のロシア大統領選で圧勝したウラジーミル・プーチン大統領(65)が7日、モスクワのクレムリンで宣誓し、通算4期目となる大統領に就任した。演説でロシアの発展には「あらゆる分野で躍進が必要だ」と強調、憲法規定で最終任期となる6年間で国力を増強する強い決意を表明した。
ロシア経済が低迷し、米欧との対立が新冷戦と呼ばれるほど悪化した厳しい内外環境の中で、プーチン体制の最終章がスタート。2024年の退任を視野に、後継者探しが課題となる。国民には長期政権への不満もくすぶる。