子どもの数、最低更新 37年連続減1553万人

子ども(14歳以下)の数と総人口に占める割合

 「こどもの日」を前に総務省が4日発表した人口推計(4月1日時点)によると、外国人を含む14歳以下の子どもの数は1553万人で前年より17万人減った。減少は37年連続。総人口に占める割合は12・3%で、人数、割合とも比較可能な統計がある1950年以降の過去最低を更新、少子化に歯止めがかからない状況が続いている。

 内訳は男子が795万人、女子が758万人。3歳ごとの年齢層別では、326万人の12〜14歳に対し、0〜2歳は293万人。年齢層が低くなるほど少なくなっており、総務省は「出生数の低下が影響している」としている。割合は75年から44年連続の低下。


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