「真に戦いのできる力を」 森本参与、防衛大綱の主眼

3日、ワシントンのシンポジウムで講演する森本防衛相政策参与(共同)

 【ワシントン共同】森本敏防衛相政策参与は3日、ワシントンでのシンポジウムで講演し、年末までに日本政府が策定する「防衛計画の大綱」について「真に戦いのできる防衛力をつくる」ことを主眼としていると強調した。「戦争がしたくて言っている訳ではない」とも補足した。

 森本氏は「自衛隊創設以来、正直戦闘に従事したことはないが、いよいよそんなことを言ってられないような事態になってくることを念頭に置きながら、どうすれば持続性のある戦い方ができるのかが大きなテーマだ」と述べた。


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