首相による改憲阻止訴え 野党4党首、護憲派集会で

 立憲民主、民進、共産、社民の4野党党首は3日、護憲派の市民団体が東京都内で開いた集会に参加し、安倍晋三首相による憲法改正阻止を訴えた。立憲民主党の枝野幸男代表は「数の力だけで押し切ってはいけないと決めているのが憲法だ。憲法をないがしろにするゆがんだ権力を一日も早くまっとうなものに変える」と述べた。

 民進党の大塚耕平代表は森友学園問題などに触れ「首相は権力を乱用する。この政権では民主主義を守れない」と強調した。

 共産党の志位和夫委員長は、9条への自衛隊明記に関し「海外での無制限の武力行使に道を開くたくらみで、断じて許せない。政権もろとも葬り去ろう」とした。


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