テニスの下部大会で八百長横行 独立調査委が中間報告書

 【ロンドン共同】テニスの八百長問題を調査する独立調査委員会は25日、中間報告書を発表し、ツアーの下部大会で八百長行為が横行していることを明らかにした。AP通信によると、数百の試合で「公正に行われていないと推測される」としている。世界のトップ選手が出場する四大大会などのツアー大会では確認されていないという。

 独立調査委は不正の温床となる環境を改善するため、国際テニス連盟(ITF)がライブスコアなどのデータを賭博会社に販売することをやめることなどを提言。「根本的な改革が必要だ」としている。


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