NY金、1カ月ぶり安値 金利上昇で魅力薄れる

 【ニューヨーク共同】25日のニューヨーク金先物相場は反落し、指標の6月渡しの終値が前日比10・20ドル安の1オンス=1322・80ドルと約1カ月ぶりの安値水準となった。米長期金利の上昇で、金利が付かない金の魅力が薄れたことなどが売りにつながった。

 原油先物相場は反発し、指標の米国産標準油種(WTI)6月渡しの終値が前日比0・35ドル高の1バレル=68・05ドル。中東情勢の緊迫化への懸念や世界景気の拡大に伴うエネルギー需要の増加期待が相場を支えた。


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