ガソリン、連休は高止まり 144円10銭、原油上昇で

 経済産業省資源エネルギー庁が25日発表した23日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、16日時点の前回調査から80銭値上がりの144円10銭だった。世界的な原油価格の上昇が影響しており、遠出の機会が増える大型連休中のガソリン価格は高止まりしそうだ。

 昨年の大型連休は全国平均で130円台前半の値動きだったため、比較すると今年は1割程度の上昇となりそうだ。

 調査した石油情報センターによると、米英仏によるシリア攻撃で原油価格が急騰した影響が出た。その後も原油は上昇傾向が続いているため、来週もガソリンの値上がりが予想されるという。


  • LINEで送る