東証反落、終値62円安 米景気減速を警戒

 25日の東京株式市場は、米国の景気減速を警戒した売り注文が膨らみ、日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比62円80銭安の2万2215円32銭だった。

 東証株価指数(TOPIX)は2・02ポイント安の1767・73。出来高は約14億2300万株。

 前日の米国市場で、米長期金利の上昇を背景に企業業績への影響などが懸念され、ダウ工業株30種平均が大幅に下落した流れを引き継いだ。朝方から売りが優勢となり、下げ幅が200円に迫る場面もあった。

 ただ、その後は外国為替相場で一時1ドル=109円台まで円安が進んだことを受け、輸出関連株中心に買い戻しが入った。


  • LINEで送る