大杉漣さんの思い出披露 松村がアウトレイジPR

「アウトレイジ 最終章」のPRイベントに登場した松村邦洋=23日、東京都内

 映画「アウトレイジ 最終章」のブルーレイ&DVD発売記念イベントが東京都内で開かれ、物まねタレントの松村邦洋が、2月に死去した大杉漣さんの思い出話を披露した。

 大杉さんは、暴力団の会長役で同作に出演。松村は「大っ嫌いなんだよ関西弁が!」と大杉さんのせりふをまねしつつ、「昔『借りなきゃバウバウ』という僕のビデオに出てもらったんです。お会いするたび、『借りなきゃバウバウに出てたことは秘密でお願いします』って、しゃれで言ってくれたのを思い出しますね」と振り返った。

 北野武監督や西田敏行、塩見三省などの出演者たちの物まねを繰り広げる“一人アウトレイジ”が松村の十八番。研究のために映画館で16回観賞したといい「朝ラジオ体操をしてから見に行っていたので“朝レイジ”と呼ばれています。仕事帰りは“夜レイジ”」と笑わせた。

 シリーズを通じて飛び交う「バカ野郎!」のせりふに掛けて、最近「バカ野郎」と言いたくなることを問われると、「ワイドショーでバカ野郎な事件を見ても、怒る気持ちより物まねができないかなって、逆にうれしくなるんです」と語った。

 「ただ、僕が物まねをすると、いろんなことが起きるんですよね。貴乃花親方とか安倍総理、たけしさんも独立問題がありましたし…」と苦笑していた。


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