辺野古の護岸着工1年で抗議集会 普天間移設巡り6日連続

米軍普天間飛行場の移設先、沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブのゲート前で、工事車両の進入を阻止しようと座り込む人たち=23日午前

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古のキャンプ・シュワブのゲート前で23日、移設反対派の市民らが抗議集会を開いた。政府が辺野古沿岸部で進める護岸造成が25日で着工から1年を迎えるのを踏まえた活動で、28日まで連続6日間開催する予定だ。

 ゲート前には国会議員ら300人以上が集結。資材を積んだ大量のダンプカーなどが待ち構える中、座り込んだ反対派は県警機動隊員に強制排除されながら「辺野古の海にも陸にも新基地は造らせない」などと抗議の声を上げた。


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