知事候補、海保の花角次長を軸に 自民党新潟県連、擁立へ調整

 自民党新潟県連は、新潟県の米山隆一知事の辞表提出を受け、6月上旬にも実施する知事選の候補者に、海上保安庁の花角英世次長(59)の擁立を軸に調整に入った。複数の県連関係者が20日、明らかにした。同日にも党本部に打診する方針だ。

 花角氏は新潟県出身。1982年に運輸省(現国土交通省)に入省。2013年4月〜15年7月、新潟県副知事も務めた。県連幹部の一人は取材に「みんながまとまることができる有力な候補だ」と述べた。

 森友、加計学園問題などで安倍内閣の支持率は低下している。自民党県連は公明党の協力を得た上で、政党色を薄め、幅広い支持獲得を狙う考えだ。


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