一般向けPHS提供20年に終了 唯一のソフトバンク

 ソフトバンクは19日、PHSの一般向けサービスの提供を2020年7月末に終えると発表した。利用者の減少が理由。PHSは現行、ソフトバンクが唯一扱っており、1995年から続いた歴史が節目を迎える。

 ソフトバンクはPHSを傘下ブランド「ワイモバイル」で手掛けている。一般向け新規契約の受け付けを2018年3月末で終えており、今回、既存契約者へのサービスも終える。自動販売機やコインパーキングなどの機器の通信に使うPHSサービスは19年3月末に新規受け付けを停止するが既存契約は当面、続ける。

 機器向けを含めたPHSの契約数は17年末で約280万だった。


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