次期国務長官、人事承認で波乱も ポンペオCIA朝刊に反対相次ぐ

ポンペオCIA長官=18日、ワシントン(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米上院外交委員会の民主党トップ、メネンデス上院議員は18日、トランプ大統領が次期国務長官に指名したポンペオ中央情報局(CIA)長官の人事承認に関する委員会採決で、反対票を投じると表明した。身内の共和党からも造反者が出るとみられ、就任への第一関門となる上院委で承認されない異例の事態も懸念されている。採決は来週実施の見通し。

 外交委で承認されなくても、上院本会議で過半数の賛成票を得れば就任が可能。ロイター通信によると、ポンペオ氏が外交委で承認されずに国務長官に就任すれば、採決が公表されるようになった1925年以来初となる。


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